その他のテクニカル指標

FXのテクニカルを勉強するなら「ボリンジャーバンド」基本編

トレーダーにも人気のあるオシレーター系インジケーターのひとつ「ボリンジャーバンド」。

インジケーターを使うときは、中身を理解した上で使用することが重要です。

まずは基本的な知識を勉強していきましょう。

ボリンジャーバンドとは

このインジケーターの発案者は、米国のファイナンシャルアナリストであるジョン・ボリンジャー氏です。

ボリンジャーバンドは2001年に発表されたh比較的新しい指標といえます。

移動平均線などのようにチャート上に表示されるタイプのインジケーターです。

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ボリンジャーバンドの計算式

ボリンジャーバンドは統計学の「標準偏差」の考えを盛り込んだインジケーターです。

1本の移動平均線を中心にσ(シグマ)という線が複数表示されます。

という順番で並んでいます。

計算式は、

±1シグマ(±1σ)=移動平均±標準偏差

±シグマ(±2σ)=移動平均±標準偏差×2

±3シグマ(±3σ)=移動平均±標準偏差×3

ボリンジャーバンドを理解するためには標準偏差の概念を理解しておくことが大前提となります。

 

標準偏差は統計学

標準偏差とは「平均値からどの程度バラつきがあるのか」を示したもの。

計算式で求めることができます。

標準偏差が小さいとは、データが平均値の周辺に集まっている状態。

標準偏差が大きいと、平均値からのバラつきが大きい状態。

 

ボリンジャーバンドで見ているもの

ボリンジャーバンドでみているものは、ボラティリティです。

FXの価格変化に標準偏差を用いるとどうなるか・・・

5日移動平均線の位置が100ポイントだったとしても、5日間の価格が100、100、100、100、100だったかもしれないし、20、50、70、120、240だったかもしれません。

100、100、100、100、100なら、チャートは横ばいですし、

20、50、70、120、240なら価格変動のあった数日となります。

つまり、ボリンジャーバンドは数日間のボラティリティの差を視覚的に確認できます

 

  • ボリンジャーバンドが移動平均線の近くで集まっていれば、数日間のボラティリティが低い
  • ボリンジャーバンドが移動平均線から広がっていれば、数日間のボラティリティが高い

 

ボリンジャーバンの注意点!!

通常、標準偏差とはランダムなデータを対象にして使用されます。

ランダムなデータとは集団の身長、集団のテストの点などです。

ランダムデータの場合は正規分布といって、各σの範囲に当てはまる確率がわかっています。

±1σの中に当てはまる確率⇒68.3%

±2σの中に当てはまる確率⇒95.5%

±3σの中に当てはまる確率⇒99.74%

しかし、ボリンジャーバンドに用いるデータは日々の価格の終値です。

株価の終値はランダムなデータではありません。

つまりFXや株の価格変動は正規分布はあてはまらないのです。

±2σを越える確率が5%にも満たないというような活用はできません。

実際のチャートを見てみましょう。

この画像内だけでも2σを外れるローソク足が連発しています。

  • ±2σタッチで買われすぎ売られすぎだから、逆張り!
  • ±2σをはみ出ていたローソク足が、±2σの中に戻ってきたからトレ転

という安易なシグナルには使用しないようにしましょう。

トレンドが出現した場面においては、±2σをはみ出るようなローソク足が続けて出現するのは不思議なことではなく、よくあります。

 

ボリンジャーバンドの超基本まとめ

  • 標準は、移動平均線を中心に、σと呼ばれる複数の線でつくられている
  • 標準偏差という統計学の概念を念頭に考えられた指標
  • ボリンジャーバンドが移動平均線の近くに集まっているときはボラが小さい状態
  • ボリンジャーバンドが移動平均線から離れて広がっていくときは、ボラが出現しだした状態

 

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